読書好きが紹介するオススメ理論書・良い理論書の探し方
筆者は読書が好きです。
ピースの又吉さんや、オードリーの若林さんや、オアシズの光浦さん程の読書家ではありませんが、小学生の頃から芥川龍之介などの古典をたくさん読んできました。
もちろん、音楽に関する本も、本屋に何度も足を運んで、たくさんチェックしました。
というわけで、特に筆者がオススメする音楽理論本を紹介します!
「究極の楽典」 青島広志 著
難易度:☆☆★★★
「世界一受けたい授業」など、テレビで何度か目にした、青島広志先生の著書です。
楽典というのは超・基礎の基礎の基礎の音楽理論です。
書店の音楽コーナーに行くと、様々な楽典に関する本が売っていますが、「お堅い」本を多数見受けられます。
しかし、青島先生の著書はアカデミックな方ですが、割と平易な文章で解説しておられます。
音楽を基礎からしっかりと、勉強したい人向けです。
「JAZZ LIFE」有限会社 ジャズライフ
難易度:☆☆★★★
主に、ジャズミュージシャンのインタービュー記事で構成されていますが、ミュージシャンによる理論解説記事もあります。
ジャズの音楽雑誌とあって、内容はジャズ理論が中心ですが、読んでみて損はないはず。アカデミックな感じではないので、わかりやすいです。執筆者独特の考えも書いているので、非常に参考になるところがあります。気になるテーマがあれば、買ってみればいかが?
「ザ・ジャズ・セオリー 」 マーク・レヴィン 著
難易度:☆☆☆★★
ジャズミュージシャンなら知らない人はいない、鉄板の理論書。
とにかく詳しい!
しかも、そんなにめちゃくちゃ難解ではない。
ただ、音楽理論をある程度理解していないときついかも。あと、値段が高い。
「サミー・ネスティコ コンプリートアレンジャー」
サミー・ネスティコ 著
難易度:☆☆☆☆★
ジャズビッグバンドのアレンジが興味がある人向け。
これはまじで良い!←筆者の主観です。
正直、あんまり教えたくない程の良書。
・参考音源と楽譜付きですごいわかりやすい
・著者の作品を、著者自身が解説しているので役に立つ情報がたくさん。
・m◯xiのグループで「ビッグバンドアレンジの教科書」と評価されていたのを見
たことがある
ただ・・・日本語版が廃盤・・・ということ・・・
英語版ならamazonなどで売っているので、英語が苦手でも、ジャズアレンジャーは是非手に入れておきたいところ。
「The Study of Orchestration」Samuel Adler 著
難易度:☆☆☆☆☆
オーケストラアレンジに興味ある人向け。日本で言う、「管弦楽」の本。
楽器一つ一つ、丁寧に解説されていて、しかも、実際の例を挙げながら、応用の仕方も解説されています。オンラインで参考音源が聴けるのが良い。
ただ、1年と期限付きで、また聴こうと思えば、お金を払わないといけない。←ケチ・・・
新しいメルアドで登録すれば2週間のお試し期間がありますが・・・
とにかく、ケチですが、中身はめちゃくちゃ良いです。
あと英語です・・・
<まとめ>
筆者が現時点で「めちゃくちゃ良い」と太鼓判を押す書籍はこの5つ。ですが、本はやっぱり、自分が合うと思うものを選ぶのがベスト。しかし、良書にも共通点があると思います。それは・・・
・参考例がついていて、なおかつそれが聴けるもの
この1つに限られると思います。要するに、CDやネットで参考例を実際に聴くことができる本です。
参考例の楽譜だけついている書籍は、いちいち音源を自分で探さないといけないので、勉強しにくい・・・
音楽は本来、耳で聴くものなので、聴きながら勉強した方が説得力がありますし、効率的ですよね。本ブログにも頑張って参考音源をつけているのもそれが理由です。
CDがつくことでお値段はその分高くなりますが、この点を目安に自分に合う理論書を見つけていただけたら、と思います。