セオリア・ハルモニア 〜はじめての人からすごい人のための音楽理論〜

初心者から上級者のための音楽理論ブログです。実践的な例を挙げながら、主観的に音楽理論をまとめたいと思います。

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

ドレミファソラシドだけで曲を書いてみる(オーケストレーション編)

今回の前回の記事https://taka-musictheory.hatenablog.jp/entry/2020/03/22/200226で紹介した筆者のオリジナル曲をオーケストレーションの視点から解説したいと思います。←今回は理論の知識入りません! その筆者のオリジナル曲がこれ↓ <早速、アレンジを…

ドレミファソラシドだけで曲を書いてみる(曲作り編)

今回は今まで学んだ知識を使い、ハ長調(Cメジャー)の音だけ、つまり、ドレミファソラシドだけで曲を作ろうと思います。 ということで、こんな曲を用意しました。 *作曲:筆者 オーケストラバージョンだと解説しにくいので、これをメロディーだけのコンパクト…

転回系の美しさ<メロディーもベースも美しく>

コードとスケール編②<古典派作曲家からコードを学ぶ(ついでに曲アナライズも)〜ハイドン編〜> https://taka-musictheory.hatenablog.jp/entry/2020/02/19/015743 で少し「転回系」について解説しました。今回はその転回系をもっと深く掘り下げたいと思い…

コードは3つの種類に分けられる<音楽における"機能"とは>

ドイツの音楽理論家、フーゴー・リーマン(1849~1919)はこう言いました。 和声はトニック、サブドミナント、ドミナントの3種類しかねぇぞ。 Karl Wilhelm Julius Hugo Riemann(1849年1月18日 - 1919年7月10日) 出典元:Wikipedia このトニック、サブドミナン…

コードとスケール編⑤<古典派作曲家からコードを学ぶ 〜モーツァルト ピアノソナタKV280の冒頭を分析>

3人目の古典派作曲家、モーツァルトの楽曲の中で取り上げるのは、「ピアノソナタKV280 第一楽章」です。 *KV・・・ケッヘル番号。モーツァルトが作った数が多すぎて整理番号が作られまし た。 *sequenced まずは1〜2小節目。 1〜2小節目 赤がルート、緑…